本書は多くの公共職業訓練校(ポリテクセンター、民間委託訓練、その他技術専門学校)の入所選考で実施されている厚生労働省編一般職業適性検査対策問題集です。略してGATB と呼ばれています。この適性検査は就職試験のSPI、SPI2やCAB, GABとは異なり、出題パターンが特殊です。特に図形問題や計算問題、言語処理問題は慣れていないと時間内に全問解答は困難だといえます。また、試験時間が50-60分と長時間で事前に脳を活性化させておかないと問題の最後まで集中力が持ちません。しかし、もし本試験前にこのサイトで販売の模試のテキストを通じて時間配分、傾向、自己の苦手分野を理解することができれば他の受験生を圧倒する得点を得ることができるでしょう。
志願倍率が高い訓練校でも安心して上位成績さえも十分狙えます。
適性検査が苦手な方、 高校や大学を卒業してからしばらく数学や図形問題をやっていない方、 前職が知的労働の仕事でなく、適性検査に自信がない方 、入所したい公的訓練校が志願倍率が高くどうしても合格したい方
公共職業訓練校(ポリテクセンター、民間委託訓練、その他技術専門学校)で行われる適性検査の6割以上はこの厚生労働省編一般職業適性検査を
選考試験に採用しています。しかし、地域や学科によってはこの適性検査ではなく、独自問題(国語・数学・一般常識、または作文)ですのでこの問題集を購入しても役に立たないので注意が必要です。
・ 本製品は本サイトのみの販売であり、お近くの書店では販売していません。
・ 本製品はWebでのサービス提供になります。(郵送版は別途ご用意しております。)
・ 毎月少量販売で売り切れになる場合もあります。
厚生労働省編一般職業適性検査、略称GATBと呼ばれています。この検査は、仕事を遂行する上で必要とされる代表的な7種の能力を測定することで、能力面からみた個人の理解や適性職種の理解を図り、どのような仕事が適しているかをみるものです。受講する学科により求められる能力も異なるので採点基準も異なります。
問題番号 | 名称 | 内容 |
問題1 | 円打点検査 | 円の中に点を打つ検査 |
問題2 | 記号記入検査 | 記号を記入する検査 |
問題3 | 形態照合検査 | 形と大きさの同じ図形を探し出す検査 |
問題4 | 名詞比較検査 | 文字・数字の違いを見つける検査 |
問題5 | 図柄照合検査 | 同じ図柄を見つけだす検査 |
問題6 | 平面図判断検査 | 置き方をかえた図形を見つけだす検査 |
問題7 | 計算検査 | 加減乗除の計算を行う検査 |
問題8 | 語意検査 | 同意語かまたは反意語を見つけだす検査 |
問題9 | 立体図判断検査 | 展開図で表された立体形をさがしだす検査 |
問題10 | 文章完成検査 | 文章を完成する検査 |
問題11 | 算数応用検査 | 応用問題を解く検査 |
適性能 | 内容 |
G-知的能力 | 一般的学習能力 |
V-言語能力 | 言語の意味およびそれに関連した概念を理解し、それを有効に使いこなす能力。言語相互の関係および文章や句の意味を理解する能力。 |
N-数理能力 | 計算を正確に速く行うとともに、応用問題を推理し、解く能力。 |
Q-書記的知覚 | 言葉や印刷物、伝票類を細部まで正しく知覚する能力。文字や数字を直観的に比較弁別し、違いを見つけ、あるいは校正する能力。文字や数字に限らず、対象を素早く知覚する能力。 |
S-空間判断力 | 立体形を理解したり、平面図から立体形を想像したり、考えたりする能力。物体間の位置関係とその変化を正しく理解する能力。青写真を読んだり、幾何学の問題を解いたりする能力。 |
P-形態知覚 | 実物あるいは図解されたものを細部まで正しく知覚する能力。図形を見比べて、その形や陰影、線の太さや長さなどの細かい差異を弁別する能力。 |
K-運動能力 | 眼と手または指を共応させて、迅速かつ正確に作業を遂行する能力。眼で見ながら、手の迅速な運動を正しくコントロールする能力。 |
『制限時間内にできるだけ早く回答する』 と高得点を狙えます。
まず、試験委員が問題を説明し、次に受験生とともにサンプル問題を行います。試験問題1-11のいずれにおいても本番の問題の前にサンプル問題が用意されています。
次に試験委員の合図とともにページをめくり、本番の問題をはじめます。時間がきたら、試験委員の合図があるので終了します。この繰り返しを問題1-問題11まで行い、試験時間は45-50分です。
試験の11問が終われば、終了です。
成績順に合否が決められます。ただし、学科により、要求される能力が異なります。例えば、CAD/CAM科なら、住宅や機械製図を描くのに空間的な想像力が必要なことから、『空間判断力 S』 のウエイトが大きくなります。傾向的にどの学科も上位成績は男性が多く、それに続いて女性が上位から中位を占め、それに続いて不合格圏内に男性が多いそうです。
例外的ですが
新潟県のポリテクセンター
のように明示している地域もありますが、ほとんどの地域は『適性検査』としか言ってくれません。
まず、ハローワークの相談員かポリテクセンターの職員に電話でもよいですから次の質問をしてください。
この質問で当てはまれば99%厚生労働省編一般職業適性検査と考えてよいでしょう。
なお、この適性検査は全部で11問ですが、志望のコースによってはその学科で必要となる科目の適性検査のみ行われる場合もあります。その場合にはだいたい、この11問のうち5ー6問のみ適性検査として行われます(主に民間委託の訓練校に多い)。
人間の能力は無限です。人間の能力はどこまで伸びていくものであるか―これは、だれにもわからないし、「ここまで」ということを断言することは永久に ..不可能なはずです。 それを適性検査で振り落とされては本当に公的訓練を必要としている人々は訓練を受ける道さえも閉ざされて しまいます。この模試の問題集を有効に活用し貴殿のお役に立つことを願ってやみません。
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